粘液のう胞って?

投稿者 okabeshika on 11月 29, 2020

下唇にできた水泡
粘液嚢胞(ねんえきのうほう)といいます.

 

当院にも、年に数例、受診されます.
粘液のう胞は比較的若い方によく見られます.

画像は、「粘液嚢胞 画像」で検索してみて下さい.
典型的なので、一目でおわかりいただけると思います.

診断も、比較的容易です.
粘液のう胞は、下くちびる によくできます.
舌の先端の裏側、頬の粘膜にもできます.

原因は小唾液腺が原因です.
粘膜を誤って噛んでしまったことなどにより、
唾液を送り出す管がつぶれてしまって、
粘膜下に唾液が貯まってしまうものとされています.
半透明な半球状の腫瘤となります.

通常、痛みなどはありません.
薄い粘膜なので、よくつぶれますが、多くの場合再発します.
再発を繰り返すと、しこり状になり、手術しにくくなります.

治療法は、摘出です.周囲、底にある小唾液腺も一緒に取り除きます.
大きさにもよりますが、数日ぐらいは、動かすと痛みがあります.
また、術後しこりなどができますが、だんだんと楽になっていきます.
数%、再発します.そのような場合は、再度手術するしかありません.

お口の中の粘膜に、水疱のようなものができた場合は、
ぜひ、ご相談下さい.