短期集中治療ってどうなの?

投稿者 okabeshika on 8月 12, 2019

できるだけ早く治療してほしいです.

短期集中治療ってどうなの?

 

ーある患者と想定対話ー

 

   忙しいから歯医者に通えないのでしょうか?

    それとも、

   通わないから、

    かえって忙しくなるのでしょうか?

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患者さん: 「早く治療してほしいんだけど」

歯医者:「申し訳ないのですが、私、決して歯医者として

へたくそな方ではないと思いますが、

手が早いほうでもなく、早い治療を御希望されて、なんとも応じかねます」

患:「なかなか通えないんだけど」

歯:「あらゆる商売やサービス業に言えることかもしれませんし、

すべての医療においても、もちろん歯医者においても

1:安い、

2:早い、

3:上手い 

は、なかなか両立し得ないのではないでしょうか.

当院は、ほとんどの治療は保険治療の範囲内で行っております.

また、世界最高水準とは到底いえませんが

丁寧な治療を心掛けているつもりです.

『早くしてほしい』

申し訳ありませんが、

おあきらめいただけませんでしょうか.」

 

患:「そんなこと言うけどね、忙しくてかよえないんですよ」

歯:「お忙しいのは重々 お察しいたしますが、

昔と違って、ここ最近の歯科治療は、

a: できるだけ歯を削らない

b: できるだけ神経を取らない

c: できるだけ歯を抜かない

 治療を めざしています.

当院も、その方針に従って行っています.

多くの歯科医院も同じ傾向にあります.

 

1回の治療で、何本もの治療を行い、

短い期間で治療を行うことを、時に

『短気集中治療』と言います.

①先々を見通した高い診断能力

②用意周到な治療計画

③集中的で手早い治療

 が不可欠です.

 

ただ、

a: 削る or 削らない、

b: 神経を取る or 取らない、

c: 歯を抜くor 抜かない

 の判断は、

その都度、その都度、ギリギリの判断となる場合があります.

ある意味、試行錯誤は避けられません.

①②③は、現状では、とても難しいです.

 

以上が、『短気集中治療』を行い得ない、

1回に沢山の治療を行い得ない理由です.

 

勝って申し上げて申し訳ありません.

何卒、ご理解・ご協力のほど、お願い申し上げます.」