子供が生まれたら。歯磨きとお口のケア<4> 6歳永久歯が生えてきたら 編

投稿者 okabeshika on 1月 3, 2023

子供が生まれたら。歯磨きとお口のケア

<4> 6歳永久歯が生えてきたら 編

 

①6歳臼歯に対する注意点!

6歳少し前ぐらいから「6歳臼歯」という永久歯の奥歯(大臼歯)が生えてきます。

永久歯のなかでも、極めて重要な歯です!。

この歯をむし歯にしないことが、むし歯ゼロの人生の第一歩です。

 

この6歳永久歯は乳歯が抜けたあとに生えてくる訳ではありません。

6歳臼歯は、先行する乳歯がなく、乳歯のさらに奥から生え始めます。

下の絵のように歯ぐきに隠れて、

1本丸ごと出てくるまで半年近くもかかることもあり、

一番奥の乳歯とまあまあ、形が似ていることもあり、

気づかないことも多いのです。

 

また、生え始めは表面のエナメル質がまだやわらかいので、

気づかずに虫歯になってしまうこともあります。

特に、1:咬む面と2:外側の縦の溝は極めて要注意部位です。

6歳臼歯が生えていないか、仕上げ時に毎回、チェックしましょう。

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②仕上げ磨きの重要ポイント

6歳臼歯は、子どもでは磨きづらい位置にあるので、

仕上げ磨きを特に丁寧にしてあげることがポイントです。

口の中がきちんと見える位置に子どもを寝かせます。

使う歯ブラシは2種類です。

1:歯ブラシはまずは、①ネックが長く、②ヘッドが小さい、奥まで届く歯ブラシです。

6歳臼歯はかみ合わせの溝がとても深いので、90度に当てて磨くことが大切です。

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2:もう1本は「ワンタフトブラシ」という歯ブラシです。

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生えてきたばかりの永久歯は、

乳歯の裏に隠れている場合があります。

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歯ぐきが、かぶさったりして、その下側がとっても磨きづらいです。

ワンタフトブラシで、ピンポイントで、

歯ぐきの下の汚れをかき出すように磨いてください。

歯が重なったり、くぼみで磨きにくいところは

ワンタフトブラシの出番ですよ。

大型薬局に行って、よーく探すと見つかりますよ。

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当院でも販売していますよ。

先端が鉛筆のような形をしているので、

当院では「えんぴつブラシ」って呼んでいます。

 

③デンタルフロス。

もちろん、デンタルフロスでの歯と歯の間の手入れも大切です。

★特に、最後乳歯と六歳臼歯の間はしっかり毎日、フロスをとおしてくださいね。

 

④夜、寝る前はしっかり歯みがきしてね。

1:歯ブラシ、2:ワンタフトブラシ、さらに3:デンタルフロスを

毎食後に毎回するのは、ちょっと大変でしょうか?。

 

基本的に、食べたら磨く、1日3回の歯みがきがベストですが、

最低限、1日1回、特に夜、寝る前はしっかり磨きましょう。

寝ている間は唾液があまり出ていないので、

特に、寝る前にしっかり磨くことが重要です。

 

⑤6歳以降の子どもの場合、

乳歯がどんどん永久歯(糸切り歯、その後ろ2本)が生え替わっていきます。

むし歯ゼロの人生を生きていくために、丁寧なケアを心がけましょう。

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⑥いつまで、仕上げみがきするの?

いつもこうお答えしています。

「させてもらえるまで、して上げてください。」

仕上げ磨きさせてもらえる幸せを噛みしめてくださいね。

12歳永久歯が生えることまでには、自分で磨けるように

独り立ちさせてくださいね。

ぜひ、当院で、お手伝いさせてください。

フッ素入りは磨きの応用、フッ素塗布も!

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まいにちスクスク2022年3月17日 放送を参考とさせていただきました。