子供が生まれたら。歯磨きとお口のケア
<3> 3~5歳 編
①3歳からの歯みがき
3歳を過ぎると20本の全部の乳歯が生えそろいます。
歯みがきも、率先して、やりたがります。
そんなときは、ぜひ自分でさせて上げてさい。
歯ブラシは、毛のかたさがふつうで、しっかりコシのあるもの、
子どもが握りやすいものを選びましょう。
②自分で歯をみがくときのポイント
1:自分で磨かせるときに、
まず気をつけることは、子どもひとりだけでさせないことです。
親はそばにいて、走り回ったり、転倒しないか、みてて下さいね。
転んだ拍子に歯ブラシで口の奥を傷つけてしまって
救急車っていうこともあり得ますからね。
くれぐれも目を離さないようにしてください。
2:鏡の前でさせることです。
「口の中を自分できれいにしている」と自覚させることを大切にしましょう。
手鏡も応用して下さい。
難しいかもしれませんが、どこを磨いているのか、徐々に分かってきます。
左→右、上→下、表→裏、決まった順番で磨かせることも大事です。
順番を決めないと、大人でも、必ず磨き残しがあります。
磨き順のイラストなどを貼り、毎回同じ順番で磨かせることを心がけてください。
順番通り磨くために、「次は左下の裏」のように声かけするといいですね。
うまくできたら褒めて上げてくださいね。
とっても、自信になりますよ。
絵を子どもと一緒に作ると、磨くときにより楽しんでくれますよ。
→イラストをご用意しましたので、お申し出ください。
③仕上げ磨きもお願いしますよ。
もちろん仕上げ磨きも大切です。
大人と一緒で、上の奥歯のほっぺ側に磨き残しがあります。
そのため、長め歯ブラシで磨いてあげるとよいでしょう。
子どもを寝かせて、のぞき込むようにしてね。
少し口を閉じかげんにすると磨きやすいですよ。
特に、ブラシが上の奥歯の外側に、
しっかり当たっているか確認しながら磨きましょう。
この部位は、大人でも磨けていない人が沢山いるくらいですよ。
④デンタルフロスもとっても大切です。
1~3歳 編をご参照ください。
★乳歯が生えそろってきます。20本です。
一番奥の乳歯とその手前の乳歯の間は、
必ずフロスで汚れを落として上げてくださいよ。ママとパパの必須ですよ。
このころの子どもは色んな面で、どんどん知識を吸収します。
自分での歯みがきがとても大切だと教えてあげてください。
まいにちスクスク2022年3月16日 放送を参考とさせていただきました。