子供が生まれたら。歯磨きとお口のケア
<1> 0~1歳 編
言葉で説明しても、仕切れません。
百聞は一見にしかずで、ぜひ、歯科医院で、
歯科衛生士から、実地で、指導してもらってください。
歯ブラシの種類、硬さ、長さ、大きさ、
当て方、動かし方、順序、
フッ素入りが磨き、フッ素塗布、などなど。
毎日欠かせない歯みがき。でも、子どもが嫌がるなど、
悩んでいるママ・パパも多いと思います。
今回は、1歳までの赤ちゃんの場合です。
①赤ちゃんのお口のケアは?
「口の中は常に清潔にする」というくせをつけておくことが大切です。
赤ちゃんに乳歯が生えるのは6か月ごろですが、
歯が生える前でも口の中のケアが必要ですよ。
まずは、ミルクを飲んだ後は、ガーゼで口の中をきれいにしてあげましょう。
1.口の周りを軽くマッサージ
急に、お口の中にガーゼをあてがうと、ビックリしますよ。
まずは、口のまわりを軽くマッサージして上げてください。
2.指にガーゼを二,三周巻きつけてください。
ぬるま湯で少しぬらしてから、口の中を拭いてあげましょう。
ミルクが残った舌やあごの部分をそっと拭いてあげましょう。
★上唇の裏側にミルクの汚れが溜まりやすいですよ。
②指を入れると嫌がるとき、気をつけて欲しいこと
赤ちゃんは、口の中に指を入れられると
たいていは嫌がってしまいます。これには原因があります。
原因は「哺乳反射」です。
赤ちゃんは上唇に触れるものを、
すべておっぱいだと思って吸ってしまうのが「哺乳反射」です。
おっぱいじゃなかったら反射的に嫌がってしまいます。
早いうちなら上唇のマッサージをすることで慣らすことができますよ。
上唇のマッサージは1日1回10秒くらい、
やさしくさすったり押したり引っ張ったりするだけいいですよ。
少しずつ、少しずつ、慣れるようにして下さいね。
このあとの歯ブラシも楽になりますよ。
③下の歯が放出してきたら
4~8か月ごろ、歯が生えてきたら、いよいよ歯ブラシの出番ですよ。
この時期、まだ前歯2本、しか生えていないので、
「歯ブラシはまだまだ」と思うかもしれませんが、
最初が肝心です。いつも体を洗うことと同じように、歯もきれいにしましょう。
歯ブラシ
★ヘッドが小さく、毛は柔らかいもをセレクトしてくださいね。
歯ブラシは、まだ歯ぐきがやわらかく傷つきやすいので、
磨いてあげるときは、頭をしっかり固定してください。最初は、パパに手伝ってもらっても良いかもね。
力を入れず、クチュクチュ磨くのがポイントです。
やさしく!、丁寧に!、1本ずつ!磨くのコツですよ。
★歯の裏側は、1本ずつ縦磨きにすると磨きやすいです。
★この時期、いちばん大切なことは、歯みがきの習慣づけです。
一番大切はことは、歯ブラシを嫌がらずに受け入れられる口にすることですよ。
決して、無理しないでくださいね!。
まいにちスクスク2022年3月14日 放送を参考とさせていただきました。