上唇小帯と舌小帯

投稿者 okabeshika on 2月 27, 2022

上唇小帯と舌小帯
手術した方が良いの?


上唇小帯とは

上唇の粘膜と上の前歯の中央の間にあるスジです。
仕上げ磨きをする時にあたらないように注意して下さいね。
あたると結構痛いですよ。
上唇をしっかりめくって、避けて下さいね。

さらに
このスジが上の前歯の間に入り込んで、邪魔をして
上の歯の中央にスキマが生じてしまう場合があります。

    tongue018.png

こんな場合は、切除が必要です。
上顎の前歯が生えてくるのは6才ぐらいですので、
その少し前に切除して上げれば良いと思います。

矯正治療が必要な場合もあります。

 

舌小帯とは、

舌の裏側の真ん中にあるスジです。
短いと発音などに悪影響を及ぼし、
舌っ足らずのしゃべりになる可能性があります。
特徴としては、舌をべーっと前に出すと
先端がハート状になります。

   tongue002.png 

これも手術が必要な場合があります。
先ずは、1歳半検診で、ぜひ見てもらって下さい。

昔は、1-2才で手術していましたが、

最近は、

「構音能力の発達完了期の
 5歳時になお構音障害がある場合は
 手術の必要性があるか否かを判断する。」
というふうになってきたようです。

発音に障害があるようなら、
言語治療、機能訓練が必要な場合もあります。

(東京医科歯科大学HP
 「現在のおける舌小帯短縮症の考え方と対応」より)

 

まとめ

上唇小帯は歯みがきの時の痛みの原因になったり、
上の前歯のすっきっ歯の原因になることがある。
舌小帯は、発音に悪影響を及ぼすことがあり、
それぞれ、手術が必要な場合があります。
手術時期、手術方法など、
専門の先生に、早めに、ご相談下さい。

 

石川県金沢市 おかべ歯科医院
歯科医師・院長:岡部孝一
公益社団法人 日本口腔外科学会 指導医・専門医、医学博士