3:インプラント
メリット
A:周囲の歯に負担をかけない
B:噛む力が落ちない
C:見た目がいい
デメリット
a:治療期間がながい
b:費用が高額、
c:ケアが重要
さらに
歯を支えている骨が失われている場合は
人工骨やあごの別の部分の骨などを移植する必要があるので
数ヶ月かかり、半年~1年かかる場合もあります.
費用は、全て自由診療なので、1本数十万円します.
「平均的には一本、30万円ぐらいでしょうか.
当院では同治療は行っていませんが、
ご希望があれば、多数の症例を手がけておられる歯科医院を
ご紹介申し上げます.お気軽にご相談下さい」
インプラント治療後はケアがとても大切です.
ケアをせずに汚れたままにしておくと土台の骨が溶けて行きます.
★したがって、十分なケアができない人にはお勧めできません.
Q:あごの骨に穴を開けて大丈夫ですか?
近くの神経・血管を傷つけるリスクがあるので、
CT画像で場所を確認してから手術します.
★今後失われる歯を予測して
口全体の治療を計画してくれる歯科医がおすすめです.
「2本、3本、4本と、歯を失っていった場合、
途中で、義歯にするくらいなら、
最初から義歯にしておけばよかったなという場合もあります.」
インプラントのケア
歯ブラシで、歯と歯茎の境目を丁寧に磨きます.
歯間ブラシは歯と歯の間を汚れを取り除くのに使用します.
→サイズは担当医に相談して下さい.
タフトブラシはすき間が大きい場合に使用します.
治療後も定期的なメインテナンスが必要です.
★3ヶ月~半年に一回くらいのインターバルです.
「メインテナンスは施行していただいた歯科医院で
ずっと、受けることになります.
どこでインプラント治療を受けるかはよくよくお考えの上、
決めて下さいね.一生ものなので・・・」
ブリッジのケア
橋渡しの部分(ダミーと言います)の下側は
フロススレッダーとデンタルフロスを使って、
フロスをダミーの下を通します.1日一回は行って下さい.
「当院ではスーパーフロスで御指導しています.
これを使いこなすのは結構難しいので、
ぜひ、実地で、ご指導させて下さい.」
入れ歯のケア
歯の部分や金具を歯ブラシでやさしく磨いて下さい.
「できれば義歯用のブラシを使って下さい.」
研磨剤入りの歯磨き粉は使用しないで下さい.
入れ歯の裏側の汚れもしっかり落として下さい.
入れ歯洗浄剤は磨いた後につけて下さい.
★入れ歯、ブリッジ、インプラントのどれを選択するかは、
1:抜けた本数
2:残っている歯
3:何歳のときに抜けたか
4:経済的状況
5:忙しさ
などを考えてチョイスして下さい.
歯の移植に関しては、今回は割愛します.いずれまた・・・
「なかなかチョイスは難しいかもしれませんね.
入れ歯だけは、どうしてもイヤだと言うことで
多数の歯を削って、無理矢理
ブリッジにされる方がおられますが、
かえって、早期に大きな義歯になる場合もあります.
よくよく、お考え下さい.
おかべ さんはどうされますかと聞かれたなら、
とりあえず、歯は削りたくないので、義歯をいれます.
どうしても不便なら、お金を貯めて、インプラントを考えます、
といったところでしょうか・・・
一番大切なことは、言うまでもありませんが、
歯を失わないように、一生、大切にすることです.」