キャドキャム冠について

投稿者 okabeshika on 2月 11, 2022

キャドキャム(CADCAM)とは

Computer aided design/Computer aided manufactureの略で、

キャドキャム冠とは、要は、
コンピューターでデザインして、
コンピューターを利用して製作するかぶせモノのことです。

材質的には、セラミックとプラスチックの混ぜ合わせたモノです。

ハイブリッドセラミックと言われています。

2014年から、保険導入され、
2020年から、適応が大きく広がりました。

 

メリットしては

◎白い被せ物です(裏も表も全体)。

 teeth_sashiba.png

◎保険適応されます。3割負担で、だいたい9,000円です。

○プラスチックと比較なら、強いです。

○金属アレルギーが起こりません。

 

デメリットしては

×部位によっては入れてさし上げられません(後述)。

×色調が単調で、経年的に変色する場合があります。

×だんだんとツヤがなくなってきます。

×強度的にはやや弱い材料です。

×まあまあ、外れやすいと言われています。

×深くまでは削れないので、

 前歯部は、歯ぐきのキワにラインが見える場合があります。

×お役所に申請した歯科医院限定です。
 (たいていの歯医者さんはだいじょうぶですけど・・・)

×ブリッジは不可。

 

部位ですが、

①前歯部、小臼歯部はOK

②第一大臼歯
 (ただし、第二大臼歯が左右上下4本残っていることが条件です)

③金属アレルギーの患者さんで、その旨、医師からの診断があれば、
 第一大臼歯、第二大臼歯にも可能。(滅多におられませんが・・・)
となります。

②、③はちょっとややこしいので、ご相談ください。

また、前歯部は、かみ合わせの条件によっては
避けた方が、無難な場合もあります。

その場合、レジン前装冠(保険適応)という選択肢もあります。

保険治療でも、かぶせモノの種類は、部位によっては数種類ありますので、
よく、ご相談されてください。

キャドキャムインレー

 

2022年4月から、臼歯部のインレー(部分的な詰め物)にも
適応が、拡大されました。

適応部位は、

①小臼歯

②第一大臼歯
 (ただし、第二大臼歯が左右上下4本残っていることが条件です)

かなり削る量が多いので、適応は、限られると考えられます。

石川県金沢市 おかべ歯科医院
歯科医師・院長:岡部孝一
公益社団法人 日本口腔外科学会 指導医・専門医、医学博士