おかべ歯科医院の歯磨きマニュア③
電動歯ブラシっていいの?
いくつか種類があります.
A:回転式ブラシ
円形状のブラシヘッドが回転することにより歯垢を落としてくれます.
ブラウンというメーカーが発売しています.
B:音波式ブラシ
音波の振動で、歯垢を除去する方式です.
現在、このタイプが多いのではないでしょうか.
フィリップス、パナソニック、オムロン、などが主要メーカーです.
あと、ヘッドの大きさ、電源方式など多種多様です.
中には、スマホ対応で、磨き残しを確認できるモデルなどもあります.
使い方
①軽く当てる.電動歯ブラシはけっこうパワーがあります.
強く当てる必要はありません.
②最初は鏡を見ながら、的確な角度で当てて下さい.
45度あるいは90度で当てます.
歯科衛生士の指導を一度は受けた方が良いと思います.
もちろん、
電動歯ブラシでもフロスと歯間ブラシは必須ですよ.
③当たり前ですが、ゴシゴシする必要はありません.
一本ずつ、数秒、当てて下さい.
④ブラシは、へたってきたら、交換です.
2-3ヶ月が目安ではないでしょうか.
⑤ブラシは使用後は、しっかりと水洗・乾燥させて下さい.
本体の方も汚れも、落として下さいね.
取扱説明書をよく読んで下さいね.
⑥歯磨き粉
これが一番重要な点かもしれません.
電動歯ブラシ向けに作られた歯磨き粉を使用して下さい!
1:発泡剤が含まれていないか低発砲タイプのもの
通常のものだと泡立ちすぎます.
2:研磨剤が含まれていない.
電動歯ブラシはパワーが強いので
研磨剤が入っていると歯、はぐきを傷つけてしまいます.
量は、米粒大ぐらいのごく少量で十分です.
Amazonで、電動歯ブラシ用歯磨き粉で検索してみて下さい.
沢山ありますよ.
当院でも、それ用のを販売しています.
ぶっちゃけ、手で磨くのとどっちがいいの?
先ずは、手での磨き方をマスターしましょう.
その応用編として、電動歯ブラシを考えましょう.
それなりにコツがいります.
できれば、歯科衛生士の指導を受けて下さい.
利点
短時間で歯磨きが可能
慣れれば、手では取れない歯垢も除去できる.
欠点
それなりのコツがいる.
高価
ちなみに、私はほんの一時期使っていましたが、
今は、使っていません.
歯ブラシだと、いろんなところに置いておけて、
電動だと、かえって面倒なので・・・